江東区文化センターとムトウユニパック屋上で養蜂活動を開始
これまで養蜂を行ってきた江東区役所防災センター屋上が、改修工事計画等で使用できなくなったため、区役所隣の江東区文化センターに養蜂場を移転しました。 また、昨年8月に協力協定を締結した江東区永代1丁目の株式会社ムトウユニパック屋上でも同社社員 …
私たち、特定非営利活動法人(以下「NPO法人」という。)江東区ハニービー・プロジェクト(以下「ハニプロ」という。)は、2017年4月にNPO法人として組織化し、このような輪を広げる環境づくりのため、都市養蜂事業を通じた都市の緑化・温暖化対策、生態系の回復、地域活性化などに資する活動を行っています。
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ハニプロは、江東区職員が発案し2013年からスタートしたものですが、区と区民、区内事業者や教育・保育関係者などが協働して取り組める組織として活動を広めています。実際の都市養蜂活動は、2年間の準備期間を経て2015年から江東区役所(防災センター)屋上でセイヨウミツバチ3群(3箱)で開始し、障害者団体等の協力や区外関係者との連携も進めています。
江東区は、基本構想に「水と緑豊かな地球環境にやさしいまち」を掲げ、区民一人一人が緑を育み、環境に配慮する品格のあるまちの実現を目指しています。これまで、江東区は都市の開発により失われた自然環境を回復するため、豊かな水辺を活かした親水公園の整備やまちの中に自然を呼び戻す「エコスペース」を公園や小学校の校庭に設置し、多様な生物が生息できる環境の整備に努めてきました。
また、2012年7月には緑の中の都市を目指す「江東区CIGビジョン」を策定し、公共緑化と区民・事業者による民間緑化を後押しし、地域の特性に応じた緑を育む「文化の創造」と緑に親しむ「区民生活」を実現しようとしています。しかし、都市の緑化・温暖化対策を推進していく中で、ミツバチなど花粉を媒介する昆虫を飼育することにより、花が実を結び、その実を鳥や虫が食べるといった生態系回復への取り組みは十分とは言えません。
私たちは、都市養蜂を行うことにより、密源となる緑を増やす取り組みを通して江東区CIGビジョンの推進に貢献するとともに農薬に弱いミツバチを飼育しやすい自然環境の創造に取り組むことで都市の生態系回復が一層進むものと考えています。
また、ミツバチがもたらす自然の恵みであるハチミツを収穫し、障害者団体にハチミツの瓶の洗浄・瓶詰・ラベル貼り等を委託し、同団体が運営する区役所2階の売店「る~くる」で販売し、区民の皆様をはじめ、多くの方に夢のお裾分けをさせていただいています。さらに今後は、区内事業者の企画・販売のハチミツ製品を江東区の名産として区内の店舗を中心に販売することで地域活性化の一翼を担うとともに、ハチミツを活用し、可能な範囲で小学校や幼稚園・保育園・子ども食堂などでの環境教育にも活かしたいとの夢も広がります。
NPO法人となり1年半、まだまだ法人としてはよちよち歩きですが、夢だけは大きく持っています。今後も、笑顔がこぼれる輪を広げたいと思っていますので、皆様のご支援、ご協力をお願いしますとともに、忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。
これまで養蜂を行ってきた江東区役所防災センター屋上が、改修工事計画等で使用できなくなったため、区役所隣の江東区文化センターに養蜂場を移転しました。 また、昨年8月に協力協定を締結した江東区永代1丁目の株式会社ムトウユニパック屋上でも同社社員 …
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