ニホンミツバチの捕獲、保護に協力

8月14日午後、ハニプロ事務局に区の公園を管理する「水辺と緑の事務所」から仙台堀川公園にミツバチが巣を作っているので何とかしてほしいとの電話が入りました。

早速、区の担当者と現場を見に行くとニホンミツバチが桜の木の高さ4mほどの枝に立派な巣を作っていました。ハチ数も1万匹近くいるものと思われます。

ニホンミツバチの巣

残念ながら、ハニプロはニホンミツバチの飼育経験や知識もなく、日本ミツバチの巣を実際に見るのも初めて。ニホンミツバチは性格がおとなしく、危険性はないのですが、公園内にそのまま放置することもできません。

区の担当者は、殺虫剤などで駆除するのではなく、何とか保護できないかとのことでしたのでハニプロのネットワークを通じ、東京調布市にある深大寺養蜂園の養蜂家、杉沼えりかさんに対応をお願いしたところ、二つ返事で快諾してくれました。

捕獲作業は、8月22日(土)の午後に行われました。当日は、杉沼さんをはじめ、Ome Farmの養蜂家の藤原誠一郎さんなど5人が駆けつけ、ハニプロのメンバー3人も見学させていただきました。

気温30℃を超える猛暑の中、3時間がかりで作業を行い、無事にミツバチと巣を養蜂箱に収容しました。

保護された日本ミツバチは、都内の養蜂場で飼育されるそうです。

杉沼さん、藤原さん、お手伝いしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

ミツバチと巣の収容作業風景

巣は全部で10枚ありました

切り取った巣を養蜂箱に収容

無事に捕獲作業終了(写真右側の女性が杉沼さん、左から2人目の男性が藤原さん)